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佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

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クロムモリブデン「たまには海が泳げ!」観てきました!

佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

どうも、劇場スタッフのモラルです。
「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」も、いよいよ終盤戦に突入いたしました。
今回は、花まる学習会王子小劇場会場のトリをつとめる、「クロムモリブデン」の最新作「たまには海が泳げ!」についての記事です。


たまには海が


まず、王子にクロムモリブデンが戻って来るという。
これだけでもう、事件なわけですよね。実に、14年ぶり。
すごい。今の中一、まだ生まれてない。

しかも、当劇場が過去最大規模で開催するこの演劇祭のクライマックスで登場ということで、いやがおうにも盛り上がろう、ってなもんです。
そんな期待を胸に観劇した、今回の「たまには海が泳げ!」。

尖りまくってます。
すさまじいです。

今回の作品について、「王子でやってた頃のクロムっぽい」という意見を耳にすることが何度かありまして。
僕はその「王子でやってた頃のクロム」を知らないのですが、なぜか納得してしまうような、不思議な感覚に陥りました。

元々、中毒性の高い作品と言いますか、理性より感性に強く訴えかけてくる作風だと僕は思っているのですが、その強さがハンパないなと。
通常の作品が合法ドラッグだとしたら、今回のは違法ドラッグなんじゃないか、ってくらい脳汁をガンガン出されます。

内容は、とある悲惨な事件を巡る、加害者たちと被害者たちの物語。
絶望的な暗さと、狂気すら感じさせるポップさを同時にはらみながら、ストーリーが進行していきます。
これはもう、完全に僕の所感ですが、事件はモチーフではあっても、それが善悪どうこうといったテーマでは決してありません。
「たまには海が泳げ!」というタイトルのように、そして上下が逆になったチラシのように、あくまで、あべこべな世界を描くんだという、徹底した美学を感じました。
そして、その美学に、打ち震えました。
異様なセリフ回しと、衝撃的なラストの魅せ方。そして後半の「あの演出」は必見と言えるでしょう。

世の中はに、エッジのきいている劇団も、安定感抜群の劇団も多々ありますが、本当に、これだけ安定感があるベテランで、これだけ野心的な劇団は、クロムモリブデン以外に僕は思いつきません。

是非、劇場にて目撃してくださいませ!





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