FC2ブログ

スポンサーサイト

佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

-
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

北区民と演劇を作るプロジェクト「未開の議場」インタビュー!

佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

こんばんは!こんばんは!!こんばんは!!!インターンの谷川です。
演劇祭も後半戦ですね。最後までテンションあげあげでいきましょう!!!!!

さてさて、今回のブログは21日から初日を迎える、北区民と演劇を作るプロジェクトより、演出の大石晟雄さん(以下、大石)と演出助手の今井由希さん(以下、今井)のインタビューです。
65879.jpg

稽古場の雰囲気や座組みの皆さんで群馬に弾丸ツアーに行った時の話などを伺いました。楽しんでお読みください!



ー北区民と演劇を作るプロジェクトについて簡単に説明をお願いします。

大石 花まる学習会王子小劇場が2016年に発足させたプロジェクトで、今回2回目になります。オーディションで選ばれた北区民のかたと俳優が半々くらいで出演して、一つの芝居を作るという企画です。

ー今回上演する「未開の議場」はどんな作品ですか?

大石 2時間会議します。セットは机が4つに椅子が13個と、あとは棚とソファだけ。照明とかはほとんどなくて、音響もほとんどない。登場人物たちが仕事終わって帰ってきて、公民館みたいなとこで商店街の会議に出て、会議の休憩は挟むけど2時間ずっと喋ってるっていう芝居です。

ー稽古は大変ですか?

大石 戯曲への取り組みが大変です。立ち上げることまでは簡単にできるけど、深めることがすごく難しいです。「未開の議場」は、10点満点で5までは誰でも簡単にできて、頑張ったら7くらいまではできるけど、9とか10にするのがすごい大変な作品だと思います。どうしたら面白くなるのかっていうとこで、演技がすごく大事になってくるから、本当に細かいところまで詰めなきゃいけないです。

ー大石さんの劇団での稽古や普段の活動と違うことはありますか?

大石 稽古のスタンスは基本的に同じです。ただ照明とか音とかで処理するところを芝居でやってるから、いつもより出演者に任せてる部分は多いんじゃないかなと思います。稽古が大変大変って言ってるけど、面白いんですよ。皆さんすごい真面目な人ばっかりで、どんどんその人が良くなって行くのを目の当たりにしてるから。

ー今井さんは、稽古場ではどんな役割なんですか?

大石 色々やってくれてるよね。何でも屋さん。

今井 主に役者さんのメンタルを整えたりする役割です。みんなの心の柔軟剤になりたい。

大石 お~レノアですね。

今井 そうですね、レノアをやっています。

大石 ダウニーですね!

今井 いやレノアがいいです。

大石 …ここはカットでお願いします笑。

ー稽古場は割と柔らかい雰囲気なんですね。

今井 これは大石さんのおかげなんですけど、柔らかいです。稽古場が、とても穏やかで和気あいあいとしていて幸せです。みんな仲良しなんですけど、馴れ合いにはなってなくていいなって思います。馴れ合いしちゃうとお芝居のクオリティが下がっちゃうから。

65880.jpg

65883.jpg
楽しそうな稽古場


ーこの間、何人かで群馬に行かれたんですよね?(レポートがブログに掲載されています!)

大石 群馬県に大泉町っていう四万人の人口のうちブラジル人が四千人っていう町があって、北川さんはそこに取材に行って「未開の議場」を書いたんだよね。もちろんモデルだから、そのまま書いてるんじゃなくてちゃんとフィクションになってるんですけど。だから今回、その空気感に触れたいなって思って、旅に出ました。

ー行ってみてどうでしたか?

大石 楽しかった!皆さんいい人ばっかりで、観光協会の方とお話しさせてもらったり。市役所で資料をたくさんもらったりしました。あと、やっぱり空気感が分かったかな。私は静岡県の浜松市の出身で、日本で一番ポルトガル人人口が一番多いところなんですけど、浜松ともちょっと違いました。出演者さんでも、なんとなくそういう空気感が掴めた人もいるんじゃないかなと思います。

今井 私は中華街みたいにブラジルタウンがあると思っていたから、大泉町はなんか不思議な町だなって思いました。私はイギリスの大学に行ってたんですけど、イギリスでは外国人は溶け込んではいたんだけどやっぱり外国人だ!みたいなのがありました。でもいそういうのが大泉町には本当にないから。

大石 ブラジル人っていうか日系ブラジル人だから、ビジュアルが日本人なんだよね。もちろん人によるんだけど。ぱっと見じゃぜんぜん判断ができなくて。

今井 だからこそ、見えない差別とかいっぱいあるんだろうなあ。1日行っただけじゃ見えないことがあるんじゃないかなって、何があるんだろうなこの街って考えました。でも、異文化なのに異文化に見えないとことかすごく面白かったです。実際に話して見て分かることとか、お店に入ってみてわかったこととかたくさんありました。

ー最後に、これを読んでいる人に一言お願いします。

今井 私は、俳優と区民の境目が時々わからなくなる時があって。区民劇とは言うけどぜんぜんレベルは低くないし、「どうせ区民劇でしょ、ふ~ん」とか思ってる人はびっくりすると思います。特に、芝居始めて4、5年の子とか小劇場で頑張るぜみたいな子とかは特にみに来て欲しい、本当に。俳優ってなんだろうってすごい考えさせられます。上手ければいいの?お客さんが呼べればいいの?みたいな。でも、単純にすごい面白い作品だから、ぜひぜひ騙されたと思って観に来てください。

大石 時間が飛ばないし、理解できる言葉で書かれてるから、お芝居初めての方でも本当に見やすいと思います。題材も、移民問題とか正直ピンとこない人もいるかもしれないんですけど、最近ラーメン屋とかコンビニとか本当に日本人いないじゃないですか。だからあんまり、離れた話ではないと思います。いろんな人に共通して共感できるところもあると思うし、この企画通年にしていきたいので、その応援の意味でもぜひ観に来てほしいです。



お忙しい中インタビューさせていただいてありがとうございました!

北区民と演劇を作るプロジェクト「未開の議場」
未開の議場

3/21~3/25@北とぴあ ペガサスホール
詳細・ご予約はこちらから!
スポンサーサイト

Comments - 0

There are no comments yet.

Leave a reply

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。