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佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

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LiveUpCapsules「見晴らす丘の紳士」を観てきました!

佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

どうも、劇場スタッフ、モラルです!!!!
改めて、今回の演劇祭は「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」という名前を冠しているのですが、その中でも「in北区度が非常に高いと言える演目、LiveUpCapsules「見晴らす丘の紳士」を観劇しました!
ので、今回はその記事を書きたいと思います。

ライブアップチラシ

まず、なぜこの作品が「in北区」度バツグンかと言いますとですね。
それは、かの渋沢栄一氏を描いた作品だからなのですね。
「日本資本主義の父」ともいわれ、500を超える会社の設立に関わった渋沢栄一氏。彼が邸を構えたのが、まさに北区の飛鳥山でした。現在、その跡地には渋沢史料館があり、生前に残した様々な功績を知ることができます。

そんな、北区の一番星と言っても過言ではない、渋沢栄一氏。
そして、実在の人物や事件を緻密に描き、舞台芸術に昇華させる手腕に定評のある、LiveUpCapsules。
まさに、「演劇×北区」として、これ以上はない黄金タッグと言える組み合わせでしょう。

…という、大いなる期待を胸に劇場に向かったわけですが、そんなハードルを易々と超えてくるのが、さすがのLiveUpCapsulesです。上質で丁寧で、それでいて遊び心に満ち溢れ、スピード感を伴った作品が、そこにはありました。

国として、大きな転換期を迎えていた当時の日本。
そこに資本主義の礎を築こうとする渋沢氏の、パイオニアとしての情熱と、それゆれの葛藤や苦悩が描かれます。
具体的な内容は是非劇場で目撃していただきたいのですが、とにかくその表現が見事です。
直接的に感情を表現するシーンのみならず、慌ただしい日常の何気ない言葉の数々が、物語の輪郭をくっきりと浮かび上がらせていきます。
それは脚本・村田裕子さんが書く「セリフ力」の大きさもさることながら、その言葉の表も裏も理解して表現する実力派揃いのキャストとスタッフの力が、その世界を強固に、豊かに深めていることは間違いありません。

そして演出にも、様々な趣向が凝らされていました。
一番感じたのは、具象的な部分と抽象的な部分の、絶妙なルールの混在です。
徹底的に具象性にこだわる衣装や小道具がある部分がある一方で、空間の使い方は非常に抽象的であったり。はたまた、丁寧にやり取りを見せるシーンがある一方で、時間軸を吹っ飛ばすような見せ方をするシーンがあったり。
それらの手法にによって、「史実」と「エンターテイメント性」が両立し、観客は知らず知らずのうちに、作品の世界に引き込まれていきます。
飛鳥山に邸を構え過ごした、「見晴らす丘の紳士」はラストシーン、何を思っていたのか…?
それは劇場で、皆様の目で、感じていただきたいなと思います。


劇中の様々なシーンで、北区王子にまつわる、さまざまな名称が飛び交うのも素敵なこの作品。
肩ひじ張らず観れて、なおかつ骨太な物語を、是非ご覧くださいませ!
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