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佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

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劇団さんいらっしゃい「ウンゲツィーファ」

佐藤佐吉大演劇祭スタッフ

今回の劇団さんいらっしゃいは、ウンゲツィーファ主宰の本橋龍さんと、劇場職員の大石晟雄さんのトークです。楽しんでお読みください!

お 今夜のゲストは、ウンゲツィーファさんにお越しいただいております!よろしくお願いします!じゃあまず自己紹介をお願いします。
も ウンゲツィーファの本橋と申します。
お  王子スタジオ小屋入りしてみていかがですか?
も 車の音とか水の音とか天井のケーブルとか、いじりがいのあるものがいろいろあって楽しいなあと思います。
お なるほど。ウンゲツィーファさんはどのような話を作られる団体なんですか?
も 基本的には僕個人の実際にあったことを元にして書いてるって感じですかね。自分でしんどいなって思ったこととかを書いてます。
お じゃあけっこう私的な話なんですね。僕一回ウンゲツィーファさん拝見したことがあって。なんかベッドの上に二人が寝てるみたいなとこから始まったりしますよね。(注:2017年9月のウンゲツィーファの公演。「動く物」という題名で、本橋さんの自宅で上演された。)
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も あーあれは、僕家出して元カノの家に上がり込んだことがあって、2年くらい一緒に生活してた時期があって…
お け、けっこう長いっすね。なるほど…。
も まあその時のことを書かせてもらったって感じですね。本当迷惑なもんですよね。
お 最後に作品にまでされるわけですからね。バンドマンと付き合うな、歌詞にされるぞみたいなアレですね笑。
も 本当そうですよね。
お そういう、女の人が新しい物語を創ってくれるみたいなことはあるんですか?
も んー。なんだろうな、でもやっぱ女の人って強いですよね。
お なるほど。こんなところ同意されてもアレかもしれないんですけど、確かに振られたりすると台本書いちゃったりすることあります。昔の話ですけど。
も え、それでどういう台本書かれたんですか?
お なんだったけなあ。なんか、小学校まわって演劇を見せる旅の劇団があって、その劇団が空飛ぶ生物の演目をやってて、その影響で男の子がベランダから飛び降りちゃって、で、私たちは演劇を続けるべきかみたいな話でした。
も え、それ振られて書いたんですか?
お まあ振られてタイミングで書いた、みたいな。
も あー。でもそういう、女性のエネルギーみたいなものはやっぱありますよね。
お でも最近、ハッピーなことあったんですよね?
も そうですね、最近また恋人ができまして。
お ハイハイ、いいじゃないですか。
も 本当に幸せで最高なんですけど、やっぱりなんか恋人がいると、パワーがすごいですね。頑張れるって言っちゃうと安っぽいですけど。
お 愛の力ですね。
も 愛の力。素晴らしいですね。
お イヤイヤ言葉にするとマジクソチープですけど。
も イヤイヤイヤ素晴らしいですよ。
お 分かるって言うのもなんか恥ずかしいですけど。まあありますよね。

も 愛ってなんだと思いますか?
お おおっ?!
も 愛ってなんですか?
(間)
お 愛は、「あなたに負けてもいいよ」と思うこと…
も あなたに負けてもいいよと思うこと…
お あああなんか深いこと言おうとしてよく分かんないこと言っちゃった。じゃあ愛ってなんですか?
も えーなんでしょうね。んー。でも(大石さんと)似たような感じはしますね。愛ってわりかし生々しいものじゃないですか。だからちょっと、感覚的にネガティブなイメージもありますね。自然と出てくるものなんだろうなとは思います。恋の先、ではあるでしょうし。
お あーでも恋とか愛とかってなんか言葉遊び的な感じがしてちょっと嫌な時はあるんですよね。
も なるほどなるほど。
お そこまでは恋でそっからは愛でみたいな。
も 決めちゃうのがいやってことですね。

お (コメントを見て)ねー愛って何でしょうね。
も ね、何だと思いますか?
お 常時募集しておりますー。
も 大丈夫ですか、こんな話で。
お ぜんぜん大丈夫ですよ、むしろいいんじゃないかなーって思います。
も あ本当ですか。良かったです。僕は楽しいです。
お でもチラシでね、九龍ジョーさんが「深呼吸をするように演劇を作る若者に久しぶりに会った。彼が作る芝居は、上手いとか下手とかを超えて心をざわつかせるものがある。そうだ、私が小劇場が好きな理由はこのざわつきだった。ずいぶん忘れてたな。」というコメントがあるんですけど。

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(今回の公演のチラシ)

も 恐縮です。
お なんか確かに、さりげなく心に触れてくるところがあるなっていう風に思います。今回はどんなお話なんですか?
も 会社の話です。僕が今、音響とか映像の機材のレンタルをしている会社でアルバイトをしていて、そこで思ったこととか。僕がまだ入ったばっかの時に、ヤンチャな感じのアルバイトの人がいて、その人に呼び出されて、「お前なんか臭いぞ。ちゃんと服とか洗ってんのか」「仕事の迷惑になるんだからそういうのちゃんと考えろよ」とかってバーっと言われて、もう本当に泣きそうになって。家に帰って、財布に5000円あったからそれ全部使って消臭剤買ったってことがあって。そういうこととかを、一言一句違わず台本に書いたりして。
お タイトルが「転職生」ですよね。
も そうですね、僕は平田オリザさんの「転校生」っていう戯曲がすごく好きで、もじらせてもらいました。
お 今回スタジオ公演にしては出演者が多いなって思いました。あと、ウンゲツィーファさんは、劇場に部屋を作ってそこで生活するみたいな芝居を作ってるイメージがあるんですけど、今回はどんな感じなんですか?
も 今回は部屋ではなくて、会社の仕事場と休憩室がエリアになってますね。実際に僕の会社から機材を借りてきたりとかして。普段部屋作るときも丸ごと引っ越すみたいな気持ちで自分のものぶち込んで部屋作ったりとかしてるんですけど。
お 現実に近い部屋を作ることに何かこだわりがあるんですか?
も いや自分のものを使うのはお金がかからなくていいなっていうのはありますよ。僕本当に器用ではないので、やれることを全部やんないといいものできないなって思ってて。自分のものとか稽古場に運ぶのしんどいんですよ。家具とか傷つくだけでめっちゃ泣きそうになるし。本当に嫌なんですけど、でもやるっきゃないみたいな気持ちでやってます。
お けっこうナイーブな感じですよね。僕も創作してるときは心がナイーブになります。
も 分かります。

も あの、大石さん星座は何座ですか?
お えっ獅子座です。
も あっ僕も獅子座です。
お え、誕生日いつですか?
も 7月23日です。
お 俺は7月29日です。近いですね。
も 獅子座か。じゃあ卑屈屋ですね。
お 獅子座って卑屈なんですか?まあ卑屈かどうかと言われたら卑屈ですね。
も 一人反省会とかめっちゃするんじゃないですか?
お あー電車の中とかでしますね。反省会始めまーすよろしくお願いしまーす。
も よろしくお願いしまーす。
(ぺこり)
お なんだこの感じ笑。
も すみませんありがとうございます笑。
お 占いとか気にするんですか?
も 僕星座で性格診断するのが好きで。
お そうなんですね。
も 人って人に対して自分と同じこと考えてると思いがちじゃないですか。でも星座じゃなくてもいいんですけど性格診断とかでこういう人だって思っちゃうと楽になるというか。星座で性格わかるって一番意味わかんないじゃないですか。だからいいなって。
お あでも星座で性格わかるの意味わかんないっていうのは同意です。だってそしたら2ヶ月間同じ性格の人が生まれるのか見たいな。
も そうなんですよ。ぜんぜん意味わかんないから、なんかファンタジックでいいなーと思います。
お なるほど。

お 色々聞きたいことがあるんですよ。まず、銀杏BOYZの元ドラムの村井守さんがイラストを描いてくださってるんですよね?どういう関係でそういうことになったんですか?
も 僕高校の頃から銀杏BOYZが好きで。中学けっこういじめられてたりして、で高校に入って演劇を始めて、そのタイミングで銀杏BOYZを聞き始めたんですよ。それでもうなんか本当に世界がひらけたみたいな感覚で。だって「女なんて嫌いだ。」みたいなこと歌ってるんですよ。僕それまでそんなん聞いたことなかったから、こんなこと歌っていいんだ!みたいになって。それからの僕けっこうひどかったんですよ。廊下で大音量でAV見てたりとか、本当にゴミみたいな生活を送ってたんですけど。
お おお〜なんか、けっこうロックですね。
も で、下北沢行けば銀杏BOYSに会えるって聞いて、休みの日とかに当日券で芝居を観ながら下北沢を徘徊してて、ある日たまたま村井さんに会って写真を撮ってもらって、そこからはまあなんもなかったんですけど、3年くらい前に出演してた方が村井さんの知り合いで、招待出してきていただいたんです。そこで僕ずっと村井さんのことが好きで高校の時写真も撮っていただいてみたいな話をしてちょっと仲良くさせてもらって。でその流れでアフタートークに来ていただいたりもして。で、村井さんはずっと絵を描いていらっしゃったので、お願いしてっていう。僕高校の時からずっと自分が演劇をやるときは村井さんに絵を描いてもらいたいって思ってたんですよ。
お すごい夢叶ってるじゃないですか。
も 本当、思ってることって叶いますよ。最近どんどん叶ってますもん。
お おおっ。他には?
も 前田司郎さんにアフタートークに来ていただくのも、村井さんと同じような感じです。大学のときに前田司郎さんの本を読んで、この人と同等になれるように頑張ろうみたいな感じでずっとやってきたので。だから思ってることって頑張り続ければマジでかないますよ。
お あーでもこの人に絵描いてもらいたいなっていうのはありますね。昔から好きな漫画家さんで日本橋ヨヲコさんっていう人がいるんですけど。
も 知らないですね…
お いま一番有名なのだと「少女ファイト」っていうのを描いてるんですけど、「G戦場ヘブンズドア」とか「極東学園天国」とかがすごい自分のバイブルで、その人の作品を演劇にできないかなーとかは思ってます。
も あーいいですね。
お いや僕の話はいいんですよ。本橋さんの話しなきゃ。アフターイベントがたくさんあるんですよね?
も そうですね。初日が前田司郎さんとのアフタートーク。
お 3/1の夜がライターの九龍ジョーさんとのアフタートーク。3/2の夜が、笹口騒音ハーモニカさんのライブ。
も そうですね、笹口さんは今回の公演の音楽を作ってくださってる方で。で、3/4の夜は石指拓郎さんっていうフォークロックのシンガーの方がライブをしてくださいます。
(注:アフターイベントの詳細がブログで公開されています。チェックしてみてください!)

お ミュージシャンとの繋がりが深いんですね。
も 僕が笹口さんと石指さんがすごい好きで、ラブコールを送ってよかったら来てくれませんか?って言って来てもらったって感じです。
お なんか本橋さんの人柄がつかめないですね。卑屈みたいな感じかと思いきや行動するときは行動するし、ちゃんと恋愛もしてるし、でも高校の時は廊下でAV見てるみたいな。
も たぶんバカ純粋なんだと思うんですよ。純粋すぎてぐるぐる回ってよく分かんなくなるみたいな感じですね。
お なるほど、ガンッとショックを受けてぐるぐる回った結果が今の本橋さんなんですね。
も やーでもだって生きづらくないですか?本当に生きづらくて仕方ないですよ。良いと思うことを考えれば考えるほど生きづらくて。よく分かんないです。でもなんか、生きてて素晴らしいなって思う瞬間はありますね。
お ありますありますよ。最近はそういう瞬間ありました?
も うーん。一昨日通し練習したときに涙が出てきて。なんか、出てくれる人たちが、僕の体験を自分に当てはめて紡ぎ出して、その人たちの生活の中の何かを清算してくれてるなっていう感覚が会って、それですごい感動しましたね。演劇っていいなあ演劇やっててよかったなあと思いました。

お あと3分くらいなんですけども。あっ北海道戯曲賞大賞受賞おめでとうございます。タイトルなんでしたっけ?
も 「動く物」ですね。
お 僕が観に行ったやつですね。確か、fringe創客賞(演劇祭のアワードの一つ。”期末の多忙な時期に、演劇ファンではない社会人でも「観劇してみたい」と思う状況をつくることが出来た参加団体の制作者1名”に与えられる。リアルタイムで採点状況を公表している。→http://fringe.jp/special/create_audience/sakichisai_about.html)でも1位でしたよね。
も あでも確かぬいぐるみハンターに抜かれましたね。
お あれっそうでしたっけ?
も 最下位狙っていきます笑
お イヤイヤイヤ笑 というわけで、2/28~3/4まで王子スタジオ1でやっております、ウンゲツィーファ「転職生」から本橋さんでした。ありがとうございました!


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